グラントシロカブトSold Out
学名(※) | Dynastes granti
|
---|---|
生息地 | アメリカ合衆国アリゾナ州 |
体長(参考)成虫寿命< | オス: 45~90mm メス: 40~55mm |
飼育要件(※) | 飼育温度: 15~23℃
産卵形態: マット産み(完熟発酵マット) 幼虫飼育: 完熟発酵マット 幼虫期間: 10ヶ月~1年半 羽化後休眠期: 1ヶ月 総合難易度 ★☆☆☆☆
|
どんな種類? | シロカブトの中で最も大型になる種です。シロカブトの中でも最も白く美しい体色から、シロカブトの代表種として扱われています。
同属のヘラクレスのように長い胸角が特徴的で、大型個体では頭角の先端が二又に分かれます。 体色には青味や黄色味が強いものなど個体差が多少みられますが、美しいことから人気が高く、大型種ほど飼育スペースをとらない点も魅力です。 アメリカ合衆国アリゾナ州にのみ生息し、生息地では比較的短期に一気に発生することが知られます。 グラントシロカブトはシロカブトの中でも生息地で比較的短期に一気に発生することが知られ、卵の期間が3ヶ月~4ヶ月と長いのが特徴です。 生息地の気候が厳しいことと関係しているといわれ、比較的低温にも強く、室内であれば日本の冬季を乗り越えられます。 活動開始後の寿命は比較的短命なのでブリードのセットのタイミングが重要です。 |
繁殖 | 繁殖は外国産カブトムシの中でも簡単な種で、初心者でも十分にブリードを楽しめます。
国産のカブトムシ同様に、羽化後すぐに繁殖可能ですが、後食を開始して数週間経過した成熟した個体を用いると良い結果が得られます。 大型個体の作出は低温管理と良質なマットがポイントです。 ただし大型のオスは羽化に1年以上かかることから、10ヶ月程度で羽化するメスと羽化時期のズレがネックとなります。 特に羽化後は短命な種なので、羽化ズレを抑えないと累代を続けるのが難しくなってしまいます。 羽化ズレを減らすには大型のケースで幼虫の多頭飼育や、オスとメスで温度管理で成長差を少なくする方法が一般的です。 中型種なので小さなプラケースや2L程度のブロー容器でも十分に飼育できます。 |